高品質なヘアデザインは、イメージコンポーズによるカウンセリング技術の革新が、大人の女性に美しさの可能性を広げていきます。

札幌円山エリアの美容室「シグナム」さんを取材しました。

オーナーの田森さんは、美容業界に影響を与え続ける東京の『imaii』で店長を務めていた業界でも屈指の経歴を誇る方です。(特にカラーリング技術には定評があり。日本で知らない美容師はいません。)

札幌にも東京の有名サロンで経験を積んだ方はいますが、店長になれる程サロンワークで評価された方は殆どいませんし、いても普通は札幌に帰ってこない程希少なサロンだからです。

 

シグナムさんのサロンコンセプトは一枚めくると現れる。

あたらしい美しさ・粋で上品なスタイル。このサロンコンセプトの解釈は、いままで自分では見つけられなかった新しい美しさを見つけるサロン。

そしてサロンが目指すヘアーは、粋で上品なスタイル粋(カッコいい)も過ぎれば下品になり 上品も過ぎれば野暮(ダサく)になる。田森さんが師(今井英夫主宰)から言われ続けていた言葉がスタイルづくりの原点になっているそうです。

Counseling cut&color imaii image-compose

1999年新美容出版から初版本が発行されました。

美容院を選ぶ際には、 カウンセリングが1つのポイントになります。

上手い美容師に切ってもらえば必ず似会うというものではないからです。

これは、個人の感じる能力によって理想との差が出る事が当たり前の事だからです。

オーナーの田森さんは、imaii独自の科学的似合わせのヘア理論「イメージ・コンポジション」の制作者の一人です。

シャープ、コンサバ、ソフト、モードなど、あらゆる系統のスタイルをゾーニングしたシートをお客様と制作してから、カウンセリングをしてくれます。

その専門的なアプローチから、初めてシグナムさんに行くとカウンセリングの段階で驚かれる方もいると思います。

 

必ずお客様がイメージしたマップを通してカウンセリングをしてくれるので、今までわかっているようで以外と知らなかった本当のお客様のイメージが明確になります。

作り手の美容師さんの主観が、お客様とマッチングしてくれるシステムなので、自分のなりたいイメージと第三者が見て似合うそんな理想を形にしてくれます。

言葉にならない声を聞いてくれるカウンセリングは、初めての美容室で希望を伝えるのが苦手、自分が本当に似合うヘアスタイルを知りたい、そんな方には非常にお勧めではないでしょうか。

STYLIST Q&A

スタイリスト: Director田森信博さん

大人の女性に対しては突出したデザインを作るという意味合いも含めとても信頼できます。

女性のファッションでカテゴライズするとJJ、ViVi、Ray、CanCam等の赤文字系と言われる20代前半のファッション傾向のスタイルは不得意だと語っておりました。 田森さんは、表現者として日本最高峰のコンテスト(Japan Hairdressing Awards)でもファイナリストとしてノミネートされています。(青山芸術祭と呼ばれ日本国内そうそうたるメンバーが集まっています。)

しかし、表現者として高く評価されている田森さんでも、どんなスタイルでも出来るとは言いません。

「オールマイティー」「なんでも出来る」という言葉を語るスタイリストが怪しいかもしれません。 過去に自分の創るヘアデザインに悩み全ての作品を捨ててしまった事があるそうなんですが、自身のハードルが、もの凄く高い事もうなずけます。 科学的な手法を用いている為、自分が見ても第三者が見ても満足いくスタイルなのは間違いないと思いますが、田森さん自身が投影する”その”完成度を求めたい、ヘアデザインにこだわりたい時は、是非一度体験してみてはいかがでしょうか?

札幌にも名門とよばれる程の美容室に勤めていた方は沢山いますが、特別おしゃれなヘアスタイルを作れる方だからです。

女性の平均年齢が現在46~7歳という中「シグナムとして取り組んでいる事、次の美容のあり方としてご提案できる事」など!

粋で上品な女性のヘアスタイルを目指しているシグナムにとっては、まさにこの年代の女性が大人の女性のとしてハマる年代だと思います。

デザインをつくる技術 美意識 そして、これからは、年齢と共に変化するエイジング毛をより美しくするためには、デザインを活かすために、肌の勉強や薬剤を使いこなすためのケミカルの勉強が必要だと考えてSSAで勉強をしてサロンワークに活かしています。

提案できることは、エイジングケアのための正しい知識と方法だと思います。

仕事でのやりがいを感じるのはどんな時ですか?

つきなみですが、お客様にスタイルを気に入っていただけたときです。 お客様も気に入っていただけて、自分の「おお!いい感じ」とリンクしたときが最高です。そしてお客様の新しい魅力を見つけるお手伝いができたとき。

尊敬する美容師さんはおりますか?また、その理由等?

アシスタントから、ディレクターになるまでずっとお世話になっていたサロンimaiiの社長今井英夫さんとクリエイティブ・ディレクター有村雅弘さんです。技術・心・すべてを教えていただいた師匠達だからです。

仕事での挫折経験や、その克服方法を教えてください?

撮影の時 かっこよくなかなかきまらなくてカメラの前で困っていたとき。有村雅弘さんにあっというまに直されてそしてそれが「かっこよくて」なにも言えなかったこと、とてもくやしかった。克服方法、美容に没頭すること。

他の札幌の美容室にない仕組み等ありますか?

科学的なカウンセリング、フォルムや再現性を重視したカット、ビックシザー。

パーマで失敗する人が多い様ですが理由は?

お客様と美容師がイメージを共有できていなかったからじゃないでしょうか?僕の「かわいい」とお客様の望む「かわいい」は必ずしも一致しません。そのためには、カウンセリングが重要だと思います。

カラーリングでの似合わせの重要なポイント等ありますか?

お客様のなりたいイメージによって カラーの明度と彩度を組み合わせてつくることが大切だと思います。知的に見せたいのに高明度のカラーとか(こなせば個性的になりますが)は、基本NG、イメージのもつ・形・カラー・質感をマッチングさせて施術させていただいてます。

似合わせの際に気をつけている事は?

全体のバランス 望んでいるイメージ自分が似合わないと思うときは、はっきりといいますし、やりません。

シグナムの考える技術のツール・デザインを想像する力、知識を凝縮する力。それらを育てる方法。取り組んでいる事を教えて下さい。もしくは、どんな経験が元になっているのでしょうか?

技術や美意識お客様に対する考え方のルーツは、imaiiに20年近くいたのでその経験がベースになりそして独立してからの7年間で培ったものがプラスされていると思います。大型サロンの良いところ、ちいさなサロンの良いところを僕なりに、融合した形がシグナムになります。まだまだ発展途中ですが、時代と共に変わる技術 時代が変わっても変わらない技術 変わらない技術に重きをおいて美容師としての根をふかくして 変わっていく技術を学ぶことが大切だと思っています。基本を大切にし、時代にあったトレーニングをしています。(ツイッターに #タモリ語録 としていろいろアップしています。)

一般に知られている髪の毛やケアなどお手入れ方法で、「これは間違っている」と思うのはどんなことですか。

シャンプーをする前とした後の水洗が短いかなっと思います。

流行、最新情報はどのあたりを気にしているのでしょうか?例えばそのアイデアの元はどこからきているのでしょうか。

雑誌は一通り目を通しています。しかし雑誌は3、4ヶ月前に撮影されているものなので 一番旬な情報収集としてはやはり 青山、表参道でのサロンワークになると思います。ヘアーモードの中心地で働くことで 肌で感じてきています。

現在シグナムが提供されているサービスについて自身で満足されてるところ。もしくは満足できないところはどんなところですか?

満足していることはありません。もっとこうしたら喜んでいただけたんじゃないだろうか、もっとこうしようとか成長するために日々変化しています。

若手の美容師さんの働き方に二極化を感じますが、どういったスタッフ教育をしていきたいのでしょうか?また、田森さんでもスタイリストとしてデビューするまで苦労された経験などはあるのでしょうか?伸びていく人であったり不器用な人などいまして質問させて頂きました。

社会人として、美容師として本物になってもらいたいのでまぁこれぐらいでは普通以下になると思います。そんなに世の中甘くない。そいうことを伝えていますしプロにしていきます。僕自身のデビューまでの苦労はその時は辛かったと思いますが、今となっては良い思い出です(笑、とにかくもがきました、自分の小さい価値観を壊し(これが若い時は難しい)自分を否定し先輩に相談してなんでもしました、特に興味の無いことや苦手なことを、そうじゃないと変われないし成長しないと思ったから

円山界隈のサロンには、日常のケアもしくは刺激を求めて行くお客様いろいろなタイプの方がいると思います。中でも「良い美容師」はやはり「お客様から支持を集めている美容師」なんだと思います。でも、それは必ずしもその店で一番技術が優れているとは限らなかったりすることも多々あります。そうすると「良い美容師」というのがとても曖昧で、定義の付けられない事があります。という事は、若手の美容師たちの目指すべきところがわからないことがあります。また、シグナムとして「良い美容師」の定義があるのだと思います。シグナムとして考える理想の美容師像のポイントはどのあたりになると思いますか?

美容師は芸術家でもなくアーティストでもなくしいていえば職人的な感じだと思っています。お客様に喜んでいただいてこそ!シグナムの良い美容師の定義は、時代にあった似合うヘアスタイルを提供できる。周りに影響を与えるデザインをつくることができる。お客様も喜べて自分も喜べる仕事ができる美容師です。

「規模を追求する」「じっくり育てていく」色々あると思いますが、シグナムとしてお店づくりの考え方はありますか?

技術や美意識のルーツが同じで、これぞれの個性を活かすことのできるサロンしいていえばオーケストラのようなということはじっくりじゃないとだめですね。

実力のある美容師さんに一度は切ってもらいたいと思う消費者は多いと思いますが、そういう方であればある程浮気をして別なお店に行ってしまうと消費者は、申し訳ないという気がして行きにくいと思いますがそういうお客さんも、また、行っても大丈夫なのでしょうか?シグナムとしてのスタンスはどちらになるのでしょうか?

大丈夫ですよ。全然きにしませんよ、美容師はお客様が選ぶもの 選ばれる美容師になるように努力していくのみです。しかし新規のお客様によくお伝えするのですが、最低3回は連続で来てくださいね、そうじゃないとお客様のニーズや良いところ 僕の良いところもわからないですから!と言ってます。

お店のリアルな風景を動画撮影してきました😃

ADDRESS

お店の住所

SHOP

signum

:address

北海道札幌市中央区大通西20丁目3−31 K・Bビル 3F

:OPEN

平日 10:30~18:30(CUT) 10:30~17:30(PERM・COLOR) 土・日・祝日 10:00~17:00(CUT) 10:00~16:00(PERM・COLOR)

:HOLIDAY

毎週火曜日及び第一・第三月曜日 (講習などにより変更あり)

:CREDIT

有り

:PARKING

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